センター試験の傾向

皆さんこんにちは。

センター試験はその制度が変わると言われており、私自身どう変わるかということは説明できます。

しかしどんな問題が出るかと言われると言葉に詰まるかもしれません。
私の研究不足と言われればそれまでですが、あまりに不透明なことが多すぎますね。

それはさておいて、今回は2018年を含め最近のセンター傾向を書こうと思います。

一問一答形式の問題が減ってきたことは近年の大きな傾向の一つです。

だからと言って、用語集は勉強しない!はダメです
整序問題を解くときにはキーワードが盛り込まれています。
このキーワードが歴史のどの部分に当たるかが分かれば非常に楽です。

加えて、私が感じる部分としては明治期から昭和期の産業史・経済史の問題の難化です。
昔はあいまいな知識でも、表面をさらっている生徒の方が解けていましたが、
近年は10から20年スパンの整序が出ており、答えに苦しむだろうという問題が多いですね。


世界史ではよくあることですが、アメリカが南北戦争の時、イギリスは何してた?というような、各ジャンルの混合問題も増えていますね。
経済史と文化史を組み合わせて、教科書に出た順で解けない問題です。

次回はこれらの問題への対策を書こうと思います。
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京都大学2018年より

今回は京大の記述に挑んでみましょうか。

「9世紀の文化と10・11世紀の文化の特色を対比的かつ具体的に200字程度で述べよ」
という問題です。

記述らしくないなと感じる人も多いですね。

なぜかというと、日本史が少し得意な人がキーワードをたくさん織り込めば200字は簡単だからです。
それぞれの文化の説明を100字ずつ書けばよいのですから、一見簡単に思えますね。

ただここでひっかけですね。

特色を具体的に書くのですから、
お寺や人物をいくら書いても満点にはなりませんね。


9世紀の文化、つまり弘仁貞観文化は、
依然として唐の影響が強く、密教と漢文学の文化と言える。
現世利益を求める貴族の間で密教が広まり、勅撰漢詩文集で分かるように漢文学が流行であった。


10・11世紀の文化である国風文化では、
遣唐使の廃止の影響があり、日本独自の浄土教やかな文学が主流となった。
末法思想によって極楽浄土を願う貴族が増えた。
また古今和歌集のように和歌や日記が広がり、女性も文化の一端を担った。

皆さんの解答と比べてみましょう。確かにいくつか対比となるキーワードは挙げていますが、例えば「室生寺」「鳳凰堂」「空海」「空也」「嵯峨天皇」「藤原道長」「源氏物語」などのキーワードは必要ないはずですね。この時代の文化は本当に入試に頻出です。他の文化と比べながら覚えていきましょうね。

自分の解答はどうですか~という人はいつでも御連絡ください。
ぜひ一緒に考えて、より良い解答を作り上げましょう。

日本史 北海道大学2018年度入試より

北海道大学の今年の入試問題で素晴らしい問題がありました。

簡単な問題に言い換えると

『江戸時代の殉死の禁止は間接的に下克上を批判する政策であった。その理由を答えよ。』

というものです。

まず殉死とは、ある家臣が仕えていた主君が死んだときその主君のあとを追い、家臣も自殺することです。

これがなぜ、下克上とつながるの?という受験生も多かったでしょう。

ここで問われているのは、家臣が誰に仕えているかというものです。

戦国時代は主君と家臣が親と子のような関係、いわゆる寄親寄子制です。
また主君が絶対の時代ですから、その主君が死んだあとは、と自分が仕える親がいなくなると言い換えても良いでしょう。
親がいなくなった子はどうなるか・・・自分で独立したり自分が親の立場に立とうと他の人を殺したりという下克上が起こります。

江戸時代は主君の上に幕府が存在します。つまり幕府を中心にきれいな縦社会が出来上がったという時代です。
この時代には家臣は主君ではなく、藩や幕府への忠誠が求められるようになったということです。

結論として
『殉死の禁止は、家臣がある特定の主君に仕える制度を否定し、藩や幕府に対し忠誠を誓う制度を作り上げた。これにより身分の低いものが高いものを倒すという構造を存在させ
ないようにした。』


ということになりますね。

これは実に面白い問題です。江戸時代に下級武士による反乱がほとんどなかったことなどを考えながらゆっくり答えを出していく必要がありますね。

徳朱な池に熊がいて前の木を保って山にする

先日、桜のブログをアップしたところ、思った以上に反響が多く驚きました。
意外と皆さん、こっそり見てくれているのですね。

さてタイトルの
『徳朱な池に熊がいて前の木を保って山にする』
についてです。

これが何かというと江戸時代前期の藩主たちと儒学者の並びをゴロにしたものです。

天皇や首相はゴロが多いですが、儒学者も登場人物が多く覚えるのがかなり大変ですね。

そのためにこれ!
徳朱な池に熊がいて前の木を保って山にする


様々な先生たちがゴロを作っていますがコア版はこれです。
昔の生徒が1日かけて生み出したものです…

徳川光圀=朱舜水 
池田光政=熊沢蕃山 
前田綱紀=木下順庵
保科正之=山崎闇斎


ただしゴロ合わせだけでは不十分。
各儒学者たちの学派や考え方まで覚えておくと、どんな問題にも対応できますね。

春ですね!

皆さんこんにちは。春ですね。
桜を見てふと思ったことがあります。

先生という職業は不思議な職業で毎年同じようなことの繰り返しです。
友人からは何十年も毎年同じことをして飽きないの?人としての成長がないよ?同じテキスト解説するだけでしょ?と言われます。

桜も一緒で毎年同じことの繰り返しです。桜が咲いたら喜んで桜が散ったら悲しんで、また新しい実を育てる。

ただ、よく考えてみると毎年同じ受験生なんていないんですよね。浪人した生徒も昨年とはまた違う学力だし、全く同じ生徒、同じ質問が毎年繰り返されるわけではないんですね。

桜だっておなじですね。同じように見えて湿度や気温など毎年必ず何かが違います。それでも同じ時期に開花という結果を見せてくれる。

桜の木が年輪を増やし、昨年以上の花を咲かせるように、私も経験を積み知識を増やし、昨年以上に生徒という実に栄養を送る。こう考えると先生の人生だって繰り返しではないのですよ。

私は日本史の先生としてかなり自信を持っていますが、また新しい知識を2018年度の問題で増やします。これからもっと多くの受験生に合格してもらえるように努力を続けないといけませんね。

プロフィール

corefukuoka

Author:corefukuoka
福岡市早良区西新の大学受験専門塾
個々の能力を伸ばす超少人数指導
「KENSINGTON 英会話」とのコラボ講座で、英語の4技能(話す・聞く・書く・読む)習得に力を入れています。本物の英語力を身につけたい人はCOREの門を叩いてみよう。
http://core-fukuoka.com/

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