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AO・推薦入試対策講座 講師の実績③

本日は、「AO・推薦入試対策講座」を担当される講師の実績第3弾です!


20年以上前のことである。担任をしていた男子生徒(一年生)から、「春休みに英語の力をつけるため、イギリスへ行こうと考えています。どの学校がいいですか。」との相談を受けた。私は、「高校一年生の英語力なんてたかがしれている。わざわざイギリスまで行く必要はない。英語の勉強なら国内でできる。この時期、どうしても海外に行きたいと言うのなら、英語学習以外を目的にするべきだ。君は確か医者志望だったね。私なら、海外で医療ボランティアに従事している組織(NGO)が行っているスタディー・ツアーに参加するよ。得ることが沢山あるからね。」とアドバイスした。


 数日後、この生徒が「先生、ミャンマーへ医療活動支援に行くことにしました。」と言いに来た。まさか、目的地がミャンマーになるとは予想もしていなかったので、「両親は承諾したのか。」と尋ねると、「行っていいと言ってくれました。」との答え。勧めた手前、彼が無事に帰国するまで心配のし通しだった。


 帰国後、彼にはクラス全員の前で、ミャンマーで経験したことについて報告してもらった。ボランティアの医師や看護師と一緒だったとは言え、想像以上に過酷なツアーだったようだ。ただ、聞いていた多くの生徒たちは、「若い時期に、こんな人たちと、こんな経験ができて本当に羨ましい。」との感想を述べていた。ご両親からは「ツアーを通して、彼は大人になったような気がします。ミャンマーに行かせるのは不安でしたが、本人が自分で探してきたツアーなので、『かわいい子には旅をさせよ』との気持ちから賛成することにしました。今思えば、行かせて本当によかったと思います。」との話を聞いた。


 三年後、彼はある国立大学(医学部)の入学試験に挑戦していた。その面接試験で、思いもかけず、ミャンマーでの経験を話す機会をもらったのである。彼によると、「全ての面接官が自分の話す内容にもの凄く関心を示してくれた。」とのこと。高校生が自分で決断し、経験したこと・学んだことを自分のものにしていく過程は、聞いていて頼もしく感じられたのであろう。彼は見事、この大学に合格した。今は、東京の大学附属病院で医師として活躍している。


 もし、あの時、彼がミャンマーではなくイギリスに行っていれば、面接で注目されることはなく、医学部に合格することもなかったかもしれない。16才の時の彼の決断が、それを可能にしたのである。 
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corefukuoka

Author:corefukuoka
福岡市早良区西新の大学受験専門塾
個々の能力を伸ばす超少人数指導
専門特化した「AO・推薦入試対策講座」「難関私大受験コース」や英語の4技能(話す・聞く・書く・読む)を伸ばす「KENSINGTON 英会話」とのコラボ講座が人気。
http://core-fukuoka.com/

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